正しい理論を知らなければゴルフはうまくなれません。やみくもに練習しても上達はしないし、高い効果は得られないのです。ところが、ゴルフ同様、リーダーシップについて論じるとき、とかく「実践で覚えよ」と経験ばかりに重きを置き、理論を軽視する風潮があります。たしかに、ゴルフの上達において実践は大事です。頭で理論を理解しただけでは決してうまくならないからです。しかしながら、理論を深く、体系的に学ぶことはさらに重要です。ものごとの本質を理解することは、その後の飛躍的な上達や実践の質を高めることにつながるからです。
繰り返しの鍛錬とは、プロジェクト自体が単なる座学と演習にとどまらず、理論を学ぶ・仮説を立てる・実践する・検証するという4つのサイクルを実践を通じて何度も何度も繰り返す仕組みのことです。何より、理論をどう実践に結びつけるかという視点が大事になります。
たとえば、動機づけ(モチベーション)の理論を学んだあとに、「こうすればチームのやる気を引き出せるのではないか」などと自分なりの仮説を立て、実践を理論に近づけるべく、検証を何度も行うのです。「管理者養成講座」を受けさせたものの、結局何も変わらなかったと多くの社長は嘆きます。しかし、1日や2日の数時間の研修でリーダーシップを身につけよといっても、所詮それにはムリがあるというものです。このような能力は一朝一夕で身につくものではないからです。
何を学ぶにしても、それを体得するには時間がかかります。理論をインプットし、それを実際の自分の行動に落とし込み、成果を出すにはそれなりの時間を要するからです。
だからこそ、多くの時間を投入して、とことんカラダに染み込ませるまで幾度となく鍛錬を行う必要があります。リーダー育成には日々の研鑽、やはり繰り返しによる練り上げの時間がどうしても必要なのです。それゆえ、私たちはこの「繰り返しの鍛錬」を基本とし、十分な時間をかけ、企業成長の原動力となるリーダーの育成・輩出に全力を注ぐのです。
次世代リーダー育成プロジェクト「R3」では、受講者は自ら抱える課題に取り組みますが、10ヶ月という長期にわたって「繰り返しの鍛錬」を行うのも、こうした理由なのです。
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